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怒らなくても選手は変わる

  • 執筆者の写真: TAMAYO
    TAMAYO
  • 2025年7月7日
  • 読了時間: 3分

~心理的安全性と質問の力~


「なんでできないんだ!」

「何度言ったら分かるんだ!」


そんな怒りの言葉

つい指導の場で出てしまうこと、ありますよね。

でも実は、怒らなくても選手はちゃんと変わるんです。

むしろ、怒りが成長のブレーキになることも。


カギは、“心理的安全性”と“質問型コミュニケーション”

今日はその具体的な実例とともに、「怒らない指導」で選手が変わる理由をお伝えします。


「怒られない」ことで、選手の心が開く


ある中学生バスケットボールチームでの話です。

ミスが多く消極的だったある選手に、指導者がこれまで何度も「もっと積極的にいけ!」と強めに伝えてきました。

けれど、本人は委縮するばかり。

ある日、コーチは伝え方を変えました。

「最近のプレー、自分ではどう感じてる?」

「何があったらもっと思いきりプレーできそう?」


選手は戸惑いながらも少しずつ話し始め

「自分の判断ミスで怒られるのが怖い」と本音を打ち明けました。


このやりとりをきっかけに、コーチは“結果”ではなく“過程”に目を向けるよう指導をシフト。選手も徐々にのびのびとプレーし始め、今ではチームを引っ張る存在にまで成長しています。


心理的安全性が「挑戦する勇気」を生む


心理的安全性とは、ミスしても怒られない

意見を言っても否定されない、という安心感のこと。

これがあると、選手は本音を言いやすくなり、失敗を恐れずチャレンジできるようになります。

逆に、怒られる・否定される空気があると

選手は“正解を探す”ことばかりにエネルギーを使い、プレーは縮こまり、成長が止まってしまいます。


「質問型コミュニケーション」で主体性が育つ


怒らない指導を実現する方法のひとつが

質問型コミュニケーション


一方的に指示や指摘をするのではなく、選手自身に「どう感じた?」「どうすれば良くなると思う?」と問いかけることで、考える力や主体性が育ちます。


たとえば、パスミスが続いた選手に…

  • 「何してんだよ、集中しろ!」ではなく、

  • 「いま、どんなタイミングで出そうとした?」と聞く。

この違いだけで、選手は“怒られた”から“考えた”に変わります。


質問には、「気づきを引き出す力」があるんです。


怒るより、聴く。責めるより、寄り添う。


怒りの感情は、確かに指導者としての熱意の裏返しかもしれません。

でも、その熱意を「問い」と「聴く姿勢」に変えることで

選手との信頼関係がぐっと深まり、結果としてパフォーマンスも上がります。


怒らない=甘やかすではありません。

怒らずに問いかけることこそ、選手を本気で信じている証です。


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