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悩める選手を救う「モチベーション低下」の対処法

  • 執筆者の写真: TAMAYO
    TAMAYO
  • 2025年7月14日
  • 読了時間: 3分

更新日:2025年7月28日

スポーツの現場でも、ビジネスの場でも、当たり前のように使われる「モチベーション」という言葉。

深く考えずに、「やる気」や「意欲」の意味合いで使われていることが多いですよね。


  • 「モチベーションが高い」= やる気に満ちている状態

  • 「モチベーションが低い」= やる気が出ない、行動に移せない状態


実際、選手から最もよく相談されるのが

「どうしたらモチベーションが上がるのか分からなくなった……」という悩みです。


そんなときにまず知ってほしいのが、「メタ認知」という考え方です。


モチベーションを高める鍵は「メタ認知」


メタ認知とは、「自分自身を客観的に見つめる力」のこと。

一言で言えば、“自分を俯瞰する目”です。


私はいつも「ドローンの視点」を持ってくださいと伝えています。


私たちはつい、自分を一つの視点からしか見ていないことが多くあります。でも、周囲の人の目には、まったく違う自分が映っていることもあるのです。


たとえば──「自分は選手の話をよく聞き、親しみやすいコーチだ」と思っていても、選手に聞いてみると「話は聞いてくれるけど、最後はいつもダメ出し。機嫌に波があって正直緊張する」と返ってくることもある。


こうした“自分と他人の視点のズレ”に気づけること。

これこそが、メタ認知(ドローン視点)の第一歩です。


「自分のことは自分が一番知っている」は思い込み


脳は、意識しない情報をスルーしてしまう臓器です。

つまり、「無意識」のうちに、都合の悪い自分の感情や行動を見ないふりしてしまっているのです。


自分を客観視することで、初めて本当の自分に気づけます。


そして、自分の中にある感情やモヤモヤに向き合い、その情報をアップデートしていくことが、モチベーションのスイッチを見つける第一歩になるのです。


もちろん、それは楽な道ではありません。

ときには、見たくなかった自分の感情に出会うかもしれません。

でも、それを避け続けている限り、行動も思考も、根本的には変わりません。


感情を理解する力こそ、超一流の条件


元メジャーリーガー・イチロー選手の言葉をご紹介します。

「自分が何をどう感じて、どのように打てているかを説明できたとき、超一流の仲間入りができた」(NHK BS1『日本人メジャーリーガーの群像』より)

トップアスリートほど、自分自身の感情や感覚を深く理解しています。だからこそ、どんな状況でもパフォーマンスを再現できるのです。


モチベーションの源は人によって違う


「チーム全体のモチベーションを上げたい」と考える指導者も多いと思います。

しかし、ここでも大切な前提があります。


モチベーションの形は人それぞれだということ。


何に心が動くかは、性格や経験、価値観、さらにはDNAレベルでも異なります。


たとえば「優勝したらモテる!」という動機が自分のモチベーションだとしても、同じように感じる選手ばかりではありません。

しかし人はつい、自分にとっての「正解」が他人にも当てはまると思ってしまいがちです。だからこそ、相手の価値観や感情の違いを尊重し、丁寧に理解しようとする姿勢が大切です。


チームのモチベーションを上げる唯一の方法


それは、「対話」です。


一人ひとりの感情や価値観を知ろうとすること。

それぞれのモチベーションの源に耳を傾けること。

その積み重ねが、チーム全体の熱量をじわじわと底上げしていきます。


まずは指導者自身が、メタ認知(ドローン視点)を実践し

自分の感情を理解する経験を積んでください。


その気づきを、ぜひ選手たちにも伝えてあげてほしいのです。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


モチベーションは、“湧いてくる”のを待つのではなく、自分の内面と丁寧に向き合うことで、


“育てていく”ものだと気づいていただけたら嬉しいです。

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