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褒め方で選手の反応は変わる

  • 執筆者の写真: TAMAYO
    TAMAYO
  • 2025年7月9日
  • 読了時間: 3分

〜ドーパミンとやる気スイッチの関係〜


「褒めたつもりなのに、選手のやる気が続かない」

「モチベーションを上げる声かけって、実際どうすればいいの?」


指導者として、こんな悩みを感じたことはありませんか?

実は、“どんな言葉で褒めるか”によって、選手の脳内に出る物質=ドーパミンの量が変わり、やる気に大きく影響するのです。


ドーパミン=やる気のガソリン


ドーパミンは、「達成感」「快感」「報酬」に関係する脳内ホルモン。

何かをやり遂げたとき、「よし!やった!」という気持ちが湧くのは、このドーパミンのおかげです。


スポーツ現場では、このドーパミンがモチベーションのエンジンになります。

うまく活用すれば、「もっと頑張りたい」「次こそ成功させたい」という内発的なやる気を自然と引き出せます。


そしてこのスイッチを押す鍵こそが、**“褒め方”**なのです。


実例:褒め方で変わった中学生選手


ある中学生の野球選手は、打撃練習では積極的なのに、試合になると消極的になっていました。監督は試合後、「もっと強気でいけ!」と励ましていたのですが、変化は出ず…。

そこで褒め方を変え、「今日は最初のスイング、迷いがなかったね。あれがすごく良かった」と、行動の具体的な部分にフォーカスして伝えました。


すると次の試合では、序盤から積極的にバットを振るように。

「あの一言が嬉しくて、自信が持てた」と本人が話してくれたそうです。


効果的な“褒め方”のポイント

ただ「すごいね!」「ナイス!」と感覚で褒めるだけでは、選手の心には響きません。

ドーパミンを引き出し、行動変容につなげるには、次の3つがコツです。


✅ 1. 結果ではなく「過程・姿勢」を褒める

×「シュート決めたね!」○「思いきって打ったのが良かった!」

プレーの背景にある勇気や判断に目を向けましょう。


✅ 2. 「○○だからすごい」と理由を添える

×「よかったよ」○「最後まで諦めずに戻ったから、チームが救われたよ」

理由を明確にすることで、自己評価力も育ちます。


✅ 3. その場で、短く・すぐ伝える

ドーパミンは「タイミング」が命。感情が動いた瞬間に、5秒以内に伝えましょう。


指導者の“ひと言”で未来が変わる


褒めることは、甘やかすことではありません。


選手の中にある「頑張りたい」「成長したい」という意欲の火を灯し、それを持続させるための“栄養”です。


しかも、ただテンションを上げるだけの言葉ではなく

選手の内側にある力を引き出すスイッチにもなります。


つまり、褒める=育てる。指導者の“ひと言”が、選手の未来を変えていくのです。



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